対話不能! 女心が分からなマックス! 愛を知らぬ恋愛相談【たらい回し人生相談】
【たらい回し人生相談】〜ヤバいやつがもっとヤバいやつに訊く〜 連載第11回
■休憩タイム:
対談の方向性も見えないまま休憩タイムに入る。
Nくんが筆者を連れだし「これ、どういう記事になるんですか?」と聞いてくる。
Nくん:これって記事にできるんですかね?
筆者:わかんない……。
Nくん:なんかこれまで以上に会話がかみ合ってない気がするんですけど、こういうのってうまいこと記事にまとめられるんですか? お手並み拝見って感じですね(笑)
筆者:いや、ここまでのはなかなかないねえ。
Nくん:両方おかしいですもんね。
筆者:そうだねえ。
Nくん:あのHさんって人、べつに普通そうですもんね。
筆者:そうかなあ。
Nくん:犯罪もしてないから記事のネタにならないですよね。
筆者:いやNくん、この連載っておもしろ犯罪者列伝じゃないからね?
Nくん:えっ?
筆者:えっ?
■男塾を読んでる人が好き:
筆者:とりあえず……ええと。まずHさんにとって恋愛とはどういうものかを……。
大司教:そうだよね。悩むならやめればいいじゃん。
Hさん:恋愛っていうのは……。私にとってはやめられるものではないですよ。私は小学校入学以前に初恋を経験しました。そこからずっと誰かのことを好きな状態がデフォルトです。小学生の頃には好きな男子が廊下を通っただけで“匂い“がしてきて、あっ通ったんだなーとわかったぐらいには、もう本能で恋愛やってるんですよ。この体質はもう弱い女が庇護されるための本能だと思います。遊びでやってないんですよね。
大司教:匂いってなんですか。そんなに匂いするわけないでしょ。
Hさん:しますよ。いい匂いが彼のいた空間にこう、ふわーっと。
大司教:匂いで個人が識別できるということですか?
Hさん:え? まあそうですね。
大司教:そんなことできるなら軍事的に利用できるよね。
Hさん:はい?
大司教:あと小学生の男子とかそんないい匂いしないのでは? 臭いでしょ。
筆者:きゅうり臭しますね。
Hさん:そんなことないです。
大司教:恋愛対象は次々と切り替わるものなんですか。あるいは同時に複数が対象になることもあるんですか?
Hさん:次々と切り替わります。好きな男ができると自然とアプローチをかけてしまい、一定の成果が上がらなければ自然と切り替わります。
大司教:なるほど、ダメだなと思ったら切り替えていくわけですね。
Hさん:そうです。
大司教:さきほど弱い女と自称していましたが、女性のなかでも弱いほうという意味で理解すればいいですか。
Hさん:その通りです
大司教:女性の内部の強弱のことはあまりわかってないですが、強い女性だとこうはならないということですね。
Hさん:私にもほかの女性のことはあまりよくわかっていませんが、身近にいる「強いなー」と感じさせる女たちはもうちょっと本能とは違うところで恋愛している感じがします。結婚を考えているから婚活アプリに登録するだとか。
大司教:本能vs意思 みたいな話ですかね。
Hさん:ですね。私の場合完全に本能に食われてます。
大司教:ようするに「自分は弱者女性なので男を捕食し続けている」という話ですか?
Hさん:まあそうですね。
大司教:なるほどなあ、ところで好きになる男性の特徴や経緯のようなものは自覚されてますか? 対象は基本男性でいいんですよね?
Hさん:男塾を読んでる人が好きです。
大司教:男塾……?
Hさん:内面が男らしい人が好きなので。昔は筋肉質のゲルマン人と付き合いたいと思っていて、それが外国に行ったきっかけでもありますが、今はあまり外国人への憧れがあるわけではないですね。
大司教:男塾を読んでいる人が男らしいかはわからないんですが、Hさんがかなりおかしい人なのはわかりました。
Hさん:えーっ(笑)わたしはまともな人の枠ではないんですか?
大司教:まともな人ではないはずです。人生で、一度も。
筆者:ええと……具体的なエピソードとかを。
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